はじめに
ブログ記事や技術系の記事を書くとき、最初に時間がかかるのが情報収集です。
たとえば、AIツールの記事を書く場合でも、
- 現在どのような機能があるのか
- 公式情報ではどのように説明されているのか
- 他のAIツールと何が違うのか
- 実際に自分の用途で使えるのか
- 古い情報を書いてしまっていないか
といった点を確認する必要があります。
これまでは、検索エンジンで複数のページを開き、公式サイトやヘルプページを見ながら内容を整理していました。
今回は、その情報収集の作業にGoogleのAIアシスタントであるGeminiを使ってみました。Geminiは文章作成、計画、アイデア出しなどに使えるAIアシスタントとして提供されています。(gemini.google.com)

この記事では、Geminiを使って情報収集をしたときに便利だった点、ChatGPTやClaudeと比べて感じた違い、実際に使いやすかったプロンプト、注意点をまとめます。
Geminiを情報収集に使おうと思った理由
Geminiを情報収集に使おうと思った理由は、Googleのサービスとの相性が良さそうだと感じたからです。
特に、ブログ記事を書くときには、最新情報や公式情報を確認する作業が多くなります。
AIツールやAndroidアプリ開発に関する記事では、情報が変わることも多いため、古い内容を書いてしまうと読者にとって役に立たない記事になってしまいます。
そのため、次のような作業にGeminiを使えるか試してみました。
- 記事テーマの調査
- 公式情報の確認
- 関連キーワードの整理
- 記事構成の作成
- ChatGPTやClaudeとの比較
- ブログ向けの見出し案作成
単に「Geminiとは?」という記事を書くのではなく、実際にブログ作成や技術調査で使えるかを確認する目的です。
実際に試したテーマ
今回は、次のようなテーマでGeminiを使って情報収集を試しました。
Androidアプリの個人開発でAIを活用する方法について、
ブログ記事を書くために必要な情報を整理してください。
このように依頼すると、Geminiは以下のような観点を出してくれました。
- 企画段階でのAI活用
- 仕様書作成
- UI案の作成
- コード生成
- エラー解決
- ストア掲載文の作成
- サムネイル画像やスクリーンショットの作成
- 注意点
最初から記事構成に近い形で整理されるため、ブログの下書き前の情報整理として使いやすいと感じました。
最初の出力で感じたこと
Geminiに情報収集を依頼してみて、まず感じたのは、全体像を整理するのが得意だということです。
たとえば、Androidアプリ開発にAIを使う場合、単に「コード生成」だけでなく、仕様書作成、UI設計、ストア公開準備など、開発の前後工程まで含めて整理してくれました。
自分で考えていると、どうしても実装部分に意識が寄りがちです。
しかし、ブログ記事としてまとめる場合は、開発全体の流れを説明した方が読みやすくなります。
その点で、Geminiは最初の情報整理に使いやすいと感じました。
Geminiが便利だった場面
実際に使ってみて、Geminiが便利だと感じた場面をまとめます。
1. 記事テーマの全体像をつかむとき
最初に記事テーマを入力すると、関連する観点を広く出してくれます。
たとえば、
AIを使ったAndroidアプリ開発について、初心者向けの記事を書くために、
必要な見出し案を整理してください。
と依頼すると、以下のような見出し案が出てきます。
- AIを使うメリット
- 仕様書作成での活用
- UI設計での活用
- コード生成での活用
- エラー解決での活用
- Google Play公開準備での活用
- 注意点
- まとめ
このように、記事の土台を作る段階ではかなり便利でした。
2. 関連キーワードを整理するとき
ブログ記事では、検索されやすい言葉を意識することも重要です。
Geminiに次のように依頼すると、関連キーワードを整理できます。
「AI Androidアプリ開発」というテーマで、
ブログ記事に入れるとよい関連キーワードを整理してください。
実際には、以下のようなキーワードが使えそうでした。
- Androidアプリ開発
- Kotlin
- Jetpack Compose
- 生成AI
- ChatGPT
- Claude Code
- Gemini
- 個人開発
- 仕様書作成
- コード生成
- Google Play公開
- プロンプト
記事を書く前にキーワードを整理しておくと、見出しや本文の方向性を決めやすくなります。
3. 公式情報を確認するきっかけにできる
AIツールの記事を書く場合、公式情報の確認は重要です。
Geminiは情報整理に便利ですが、出力された内容をそのまま信じるのではなく、公式サイトやヘルプページで確認する必要があります。
たとえば、GeminiにはDeep ResearchやCanvasのような機能もあります。Google公式ブログでは、Canvasは文章やコードを改良するためのインタラクティブなスペースとして紹介されています。(blog.google)
また、GoogleのヘルプではDeep Researchに関する説明も公開されています。(support.google.com)
こうした情報は、記事を書く前に公式情報へ当たることで、古い情報や不正確な説明を避けやすくなります。
4. 比較表のたたき台を作るとき
Geminiは、比較表のたたき台作成にも使いやすいと感じました。
たとえば、次のように依頼しました。
ChatGPT、Claude、Geminiを、
ブログ記事作成や技術調査で使う場合の違いを表にしてください。
すると、以下のような観点で整理しやすくなります。
| 観点 | ChatGPT | Claude | Gemini |
|---|---|---|---|
| 仕様整理 | 使いやすい | 長文整理に向く | 全体像の整理に向く |
| コード相談 | 使いやすい | 実装指示に向く | 調査と整理に向く |
| ブログ構成 | 作りやすい | 文章の整形が得意 | 関連情報の整理がしやすい |
| 情報収集 | 公式確認が必要 | 公式確認が必要 | 公式確認と組み合わせやすい |
| 向いている用途 | アイデア出し・仕様整理 | 長文・開発プロンプト | 調査・比較・構成作成 |
この表は、そのまま正解として使うのではなく、自分の体験をもとに修正する前提です。
AIに比較表を作ってもらうと、記事内で説明する観点を整理しやすくなります。
ChatGPT・Claude・Geminiを使い分けて感じた違い
実際に使ってみると、3つのAIはそれぞれ向いている作業が少し違うと感じました。

ChatGPTは仕様整理やアイデア出しに使いやすい
ChatGPTは、アイデアを広げたり、仕様書のたたき台を作ったりする用途で使いやすいと感じています。
たとえば、Androidアプリを作るときに、
- 画面構成を考える
- 機能一覧を作る
- プロンプトを改善する
- ブログ記事の構成を作る
といった作業に使いやすいです。
最初の整理役として使うと、開発や記事作成の方向性を決めやすくなります。
Claudeは長文整理や開発プロンプトに使いやすい
Claudeは、長めの文章や仕様を整理し、開発用のプロンプトに落とし込むときに使いやすいと感じました。
特に、Claude Codeに渡すための指示文を作る場合、画面、機能、データ、制約条件を丁寧に整理しておくと、実装に使いやすくなります。
仕様書をもとに開発手順を整理する用途では相性が良いと感じました。
Geminiは情報収集や比較の整理に使いやすい
Geminiは、調べたいテーマの全体像を整理したり、関連情報の観点を出したりする用途で使いやすいと感じました。
特に、ブログ記事を書く前に、
- どの観点で調べればよいか
- どのキーワードを入れるべきか
- どのような構成にすればよいか
- どの情報を公式で確認すべきか
を整理するのに向いています。
ただし、情報の正確性は必ず公式サイトや信頼できる情報源で確認する必要があります。
Geminiで情報収集するときの注意点
便利な一方で、注意点もあります。
1. 出力をそのまま記事にしない
Geminiが出した内容をそのまま貼ると、一般的な説明になりやすいです。
AdSense審査を意識する場合は、AIの出力だけでなく、自分が実際に試した内容を入れることが重要です。
たとえば、
- 実際に入力したプロンプト
- 出てきた回答
- 良かった点
- 物足りなかった点
- 自分で確認した公式情報
- 最終的に記事へ反映した内容
を入れると、実体験のある記事になります。
2. 最新情報は公式情報で確認する
AIツールは変化が速いため、古い情報が混ざる可能性があります。

特に、料金プラン、機能名、提供地域、利用制限などは変わることがあります。
実際にGoogleのサポートページでも、Geminiアプリには利用状況やモデル・機能によって制限があることが説明されています。(support.google.com)
そのため、記事内で機能やプランについて説明する場合は、公式ページで確認してから書く方が安全です。
3. 比較は断定しすぎない
ChatGPT、Claude、Geminiの比較を書くときは、断定しすぎない方がよいです。
たとえば、
Geminiが一番優れている
Claudeが必ず正確
ChatGPTだけ使えばよい
のような書き方は避けた方がよいです。
実際には、用途や使う人によって向き不向きが変わります。
そのため、
自分の用途ではGeminiは情報整理に使いやすかった
Claudeは長い仕様をまとめるときに使いやすかった
ChatGPTは最初のアイデア出しに使いやすかった
のように、体験ベースで書くと自然です。
実際に使いやすかったプロンプト
Geminiで情報収集するときに使いやすかったプロンプトをまとめます。

記事テーマの全体像を整理するプロンプト
以下のテーマでブログ記事を書くために、読者が知りたい情報を整理してください。
テーマ:
AIを使ったAndroidアプリ開発
出力してほしい内容:
- 読者が知りたいこと
- 記事に入れるべき見出し
- 関連キーワード
- 注意点
- 公式情報で確認すべき項目
比較表を作るプロンプト
ChatGPT、Claude、Geminiを、ブログ記事作成と技術調査で使う場合の違いを比較してください。
出力形式:
表形式
比較項目:
- 情報収集
- 記事構成
- 長文整理
- コード相談
- 公式情報確認
- 使いやすい場面
- 注意点
公式確認が必要な項目を洗い出すプロンプト
以下の記事を書く前に、公式情報で確認すべき項目を洗い出してください。
記事テーマ:
Geminiを使った情報収集の体験談
出力してほしい内容:
- 確認すべき項目
- 確認先の種類
- 古くなりやすい情報
- 記事内で断定を避けるべき表現
ブログ向けの見出しを作るプロンプト
以下の内容をもとに、個人ブログ向けの記事構成を作成してください。
目的:
AI生成っぽく見えないように、実際に使った体験を中心にした記事にしたいです。
入れたい内容:
- Geminiで情報収集した理由
- 実際に試したテーマ
- ChatGPT・Claudeとの違い
- 便利だった点
- 注意点
- 実際に使ったプロンプト
- まとめ
実際に使って感じたこと
Geminiを使ってみて、情報収集の最初の段階にはかなり便利だと感じました。

特に、記事のテーマがぼんやりしているときに、必要な観点を洗い出す用途では使いやすいです。
一方で、Geminiだけで記事を完成させようとすると、一般的な説明になりやすいとも感じました。
そのため、私の場合は次のような使い方が良さそうだと思いました。
- Geminiで調査観点を整理する
- 公式サイトやヘルプで情報を確認する
- ChatGPTで記事構成を整える
- 自分の体験やスクリーンショットを追加する
- 最後に読みやすい文章に修正する
この流れにすると、AIの便利さを使いながら、自分の体験も入った記事にしやすくなります。
まとめ
今回は、Geminiを使ってブログ記事や技術調査の情報収集を試した体験をまとめました。
Geminiは、記事テーマの全体像を整理したり、関連キーワードを出したり、比較表のたたき台を作ったりする用途で使いやすいと感じました。
特に、ブログ記事を書く前に、
- 何を調べるべきか
- どの観点で比較するか
- どの情報を公式で確認するか
- どのような構成にするか
を整理するのに向いています。
ただし、出力をそのまま記事にするのではなく、公式情報で確認し、自分が実際に使った感想や失敗点を入れることが重要です。
ChatGPT、Claude、Geminiはそれぞれ得意な使い方が少し違います。
私の場合は、
- ChatGPT:仕様整理、アイデア出し、記事構成
- Claude:長文整理、開発プロンプト、コード作成支援
- Gemini:情報収集、比較、公式確認前の観点整理
という使い分けがしやすいと感じました。
今後も、AIツールを単体で使うのではなく、目的に合わせて組み合わせながら、個人開発やブログ作成に活用していきたいと思います。
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